「麦子さんと」という映画を観た。
特に思い入れがあったわけでも、事前に情報があったわけでもなく
ただなんとなく観た。
そして食らった。。。しばらくモニターの前で必死で目から出る汗を
拭っていた。
こういういきなり食らう系はとってもズルイ^^;
私は基本的に映画を観るときに注意報または警報を発する時がある。
それは「無償の愛」に対する注意報または警報である。
長くなるので詳細は割愛するが、私と両親の関係は色々あり、特に
母親には随分と迷惑をかけた。
母の死後、私は「無償の愛」特に「母から子への愛」には敏感になっている。
「後悔先に立たず」という言葉は、こういう作品を観る度に心に染みる。
でも人は大概「失ってみないと分からない」ものだと思う。
この映画も生き別れた母親がひょっこりと戻ってきたのはあくまで序章で
母親が亡くなってから本編が始まる。
私は映画を観るときに「この映画面白いかな?」と判断するのは
オープニングシーンと決めている。
とあるローカル線の駅の改札で、年配の駅員が
「どこかでみたことがあるな~」
と主人公をジロジロとみる所から始まり、宿に向かう為に乗ったタクシーの
運転手が「どこかでみたことがある」主人公に気をとらわれすぎて危険な
運転を繰り返す(ダメだろう^^;
基本的にはコメディにありがちなネタを繰り出しながらも、なにかを
期待させるオープニングとしては「ツカミはオッケー」である。
ちなみにオープニングに出てくる制服警官はエンディングにも出てくる。
ある意味「美味しい役どころ」だと思った(^^)
主人公に関わる若い男たち(兄、泊まった旅館の息子)が基本的にダメンズで
あったり、主人公を気にかけて世話する中年女性の過去が母親の過去と
重なっていくといった幾つかの伏線が展開していく所が面白い。
まあ、こういう思いがけない名作に出会える事があるから日本映画観るのは
やめられないのだよ、明智君。
了
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