五行のお話、今回は「土性(戊・己)」のお話。
人間を含めた生き物は全て「土」に帰る。
季節でも「土用」というのは季節の変わり目を意味する。
これは四季の終わり=土の入れ替わりを意味するからであり
この時期に作物を植えても上手く成長しないという意味もある。
土性も金性と同じで「自身で変容する」事は出来ない。
金性と違うのは「全てにおいて受け身である」ことである。
水性が「生き物の生まれる所」であれば、土性は生き物の
「最後に行き着く所」である。
ちなみに周易の世界では「天(乾)」は父を表し、「地(坤)」は母親を意味する。
土にも強さやタイプがある。
「陽土(戊)」は乾いた土を意味し、山や砂漠を意味する。
(今回は説明上「山」と定義する。)
山は動かない。そして何時でも泰然と構えている。
そして、やってくる生き物達を全て受け入れる。
戊日生まれの人は、自分の考え方が決まっているタイプが多く、基本的に
人から変容を求められるのを嫌う傾向がある。
ま、元々「不動」の存在だからというのもあるのかもしれない。
「陰土(己)」は湿気のある土を意味し、田園や湿地帯を意味する。
田園は作物を育てる。そして自身の養分を捧げてその作物を育て、それらを
消費する人々を育んでいく。戊が男性的なら己は女性的な土性である。
水と親和性が強いように思えるが、実は己は水自体をコントロールすることは
できない。しかし人々は乾いた土よりも湿気のある土を悦ぶ傾向がある。
そして水気の多い土はやがて「沼」となり、時には抜けられなくなる。
土性は自らを動かす事は苦手であるが、他の五行が組み合わさると時に
災いとなる。
周易には雪山で進まなくなる「水山蹇」や旅の途中で山火事に遭う「火山旅」
という卦がある。
また、田園は元々水ありきなので渇水すると作物も枯れてしまい、自身で
水量はコントロール出来ないので過多すれば水害となる。。。
受け身だからといって感謝を怠ったり甘えすぎると災いが来るのが土性の
特徴であり、日々のケアに一番気を遣わなければいけないのも
実は土性だったりする。。。お気をつけて。。。
※追記
生まれ日の干支の出し方についてですが、私もお世話になっている
こよみのページの 歴注計算でご自身の生年月日を入力していただくと生まれ日
の干支がわかります。
了
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