毎年この時期になるとCATVの各チャンネルは
戦争映画を特集放送する。
昔は地上波でもむっちゃ放送されていたが、今は映画枠が
ないのと戦争を扱うことでクレームが出るからだろうな。
若い頃は親の影響で反戦の気持ちが強かったから戦争映画
という時点で観なかったけど、今はフラットな感覚なので
昭和の戦争映画を観ることが多い。
監督によって第二次世界大戦の描かれ方が違うのが
わかってきた。山本薩夫監督と舛田利雄監督の描き方は
まさに対照的だと思う。
ちなみに舛田利雄監督はあの「宇宙戦艦ヤマト」でも
メガホンをとっている。
昭和の映画監督たちのこだわりは半端なかったようなので
配役で観るのもいいが、私は監督や撮影監督でのセレクション
でも観るのもいいと思う。
※ちなみに撮影監督の一押しは木村大作様です。
私がおすすめの作品は以前にも書いたけど、渥美清さんが
寅さんの前に演じていた
「拝啓天皇陛下様」
と
「続・拝啓天皇陛下様」
の2作である。
タイトルは続編になっているが、話のつながりはない。
この2作で描かれる世界は「戦争」という国が始めてしまった
行いに翻弄され、人生を大きく変えられてしまった人々の
様々なドラマである。
主人公は幼少期から不遇で文盲であったために、軍隊に
召集されることで「生きがい」を得ることとなった。
途中で友達や仲良くなった軍犬との悲しい別れがあったり
終戦で日本に帰っても、彼は自分の居場所が無くわざわざ
朝鮮戦争に傭兵として出兵したりする。
こうやって書くと、渥美清さん演じる山田が
「戦争大好きな悪い奴」
に見えてしまうかもしれないが、本人がとても人間くさく
周りを天然キャラで笑わせ、どんな人にも気さくに接する
「いい人」
なのだ。ま、そもそも渥美清さんが演じている時点で
「悪い人」
には思わないか(笑)
ちなみにこの2作は様々な昭和のスターたちも出演している。
例えば文盲の主人公に駐屯地で国語の勉強を教える軍人役
には若かりし頃の藤山寛美さんが演じている。
彼と渥美清さんの絡みは名人芸の応酬で笑いながら泣いた。。。
冒頭でも書いたが、最近は当時の庶民を描いた反戦映画は多いが
昔の「兵隊ヤクザ」シリーズや今回の「拝啓・・・」のような
軍人たちをコミカルかつ社会風刺的に描いた作品は皆無だ。
もっとも、今の世の中が某お笑い芸人さんの「カロリーゼロ論」
のギャグにク○バイスするような人がいる時代だから仕方がない
のかもしれない。。。
世の中は「直球」だけでは通らないんだよ。時には変化球で
緩急のアプローチしないと、相手に見破られるんだ。
了
【イベント出展情報】
2022/9/11(日)浅草にて開催される
「東京第58回心と体が喜ぶフェスティバル」
に出展いたします。
2022/10/9(日)大阪天満橋OMMビルにて開催される
「癒しスタジアムIN大阪VOL75」
に出展いたします。
2022/10/23(日)浅草にて開催される
「みんなの癒しフェスティバル」
に出展いたします。
※詳細は後程
2022/11/13(日)富山県民会館にて
「富山第2回心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」
を開催致します。
※出展者募集中!
2022年は東京心と体が喜ぶ癒しフェスティバルの全9回に
出展致します。
happycome-hogetsu.hateblo.jp
【告知】
・東京23区内及び近郊での対面またはオンラインでの
フルセッション及び命名・命名アドバイスご希望の方は
公式サイトのセッションメニューをご確認頂き、下記
予約フォームにてお申し込み願います。
地方の場合は、2名以上であれば
「ほうげつあきよしの鑑定会」
という形で対応させていただきます。
※2018年7月付で価格改定致しました。
※対面セッションについては当面「土日祝日のみ」と
させていただきますm(__)m
※平日夜希望の方も一度ご相談ください。
・ココナラで下記の占いサービスを出品しております。
是非お試し下さい^^
・セルフマガジンを無料郵送させて
いただいております。
専用申込フォームにて必要事項を
記載いただき申込いただきますよう
お願い致します。
・amazonの欲しい物リスト公開しております。
こちらをご参照ください^^
・ほうげつあきよし初のオリジナル曲
令和歌謡「デカイ恋」ほうげつあきよしとおかっぱミユキ
はこちらから視聴出来ます(#^_^#)
ほうげつあきよしフェイスブック(友達申請は基本受け付けます。)
らいふくどうフェイスブックページ(お気軽に「いいね!」してください。)
ほうげつあきよしツイッター(フォローどうぞ。基本フォロー返しします。)
らいふくどう天珠アクセツイッター(天珠アクセサリー掲載専用です)
らいふくどう公式サイト(鑑定依頼・お問い合わせはこちらに。)