私は元々歌は苦手だった。
正直言って「黒歴史の十代」の頃は、人前で話すのも
いやだったし、元々体が「規格外」だったことが
とてもコンプレックスだったので、キャラ的には
「泣いた赤鬼」の赤鬼みたいなヤツだった。
(性格は赤鬼よりも歪んでいたが。。。)
中学の時に音楽の授業で、キムラ緑子さん似のちょっと
元ヤンな感じの教師がある日、生徒全員にあるミッション
を言い渡した。
「みんなの前で好きな歌を歌え！歌はなんでもいい。」
まさかの「歌のプレゼン」である。
言われた私はとにかく悩んだ。
今でこそプレゼンやセミナーはなんとかこなしているが
当時は毎晩寝られなくなるぐらい悩んだ。
そんな悩みで「痩せる気持ち」(あくまで気持ち)の
私の目に、ある銀幕スターの歌っている姿が。。。
小林旭様である。
その時に歌っていたのが
これだ！
そして私は決断。。。してしまった。
「この曲を歌おう。」
今思えば、この曲の歌詞の”意味”が分かっていたら
歌うのを躊躇したかもしれない。
もっとも中学生の私にその意味が正確にわかったか
どうかは微妙だ。インターネットなんぞ無い時代だし。。。
かくして私はレコード屋に行き
「典型的なムード歌謡のジャケット絵」
の旭様のドーナツ盤を買い、レコードプレーヤーで
親が呆れるぐらい何度も聴いた。
そういえば普段はバイオレンスな父親が、なぜかこの時は
なにも言わなかった。
今思えば当時父親は、８トラックカセットのカラオケ機の
販売をしていたので、ムード歌謡には「理解」があった
のかもしれない。。。
だがしかし、しかし駄菓子。。。
私は歌は覚えても、なぜか声に出して歌う練習はほとんど
しなかった＾＾；
理由は「恥ずかしかった」からである。
そのかわり、なぜか本の朗読はしていた。
不思議と「朗読」となると声が出せるのである。
そんな訳で歌自体は殆ど「イメトレ」だけ行っていた。。。
かくして本番で私は「歌のプレゼン」を行った。
結果的に私の歌は評判がよかった。。。らしい。
殆どイメトレしかやっていなかったが、朗読で
声出し自体は行っていた事が功を奏したらしい。
らしい、というのはあまりの緊張で終わった後に
しばらく周囲の声が耳に入らず、見ていたクラスの
生徒達の拍手で気がついたからである。
ちなみにクラスの連中は、私の歌った歌がかなり
「意外」だったらしく、歌い終わった後に一瞬
みなポカンとしていたのは気がついた。。。
やっと耳の調子が戻った（緊張が解けた)時に友人から
「大人の曲だね～」
って言われた。
歌の意味を知らない当時の私は「？？」って感じだった。
それ以前に「終わった」という安堵感しかなかった。。。
その後私は洋楽にハマり、様々なジャンルの音楽を
聴きまくった後に、再び「ある歌手」を知り昭和歌謡の
世界にドップリと踏み込んでいく。。。
今じゃこんな姿で人前で歌うオッサンにまでなった＾＾；
ま、なぜそうなったかの話はまたの機会に。。。
ps.
当時の「元ヤン」音楽教諭が今の私の「昭和歌謡マニア」
になるきっかけだったのかもしれないな。
そういう意味では「恩人」である＾＾
なんか私は「ワルの人」にいいきっかけ作ってもらうことが
多いな(汗
・今日のオマケ
了
【特報】
4/16(日)に東京の浅草橋にて開催される
「かさこ塾フェスタ東京」
に出展致します＾＾
今年も「東洋占星術お試し鑑定」と天珠アクセサリーの
展示販売を行います！
※鑑定事前予約受付中です♪
リピーターの方向けのコースも新設致しました。
詳しくはこちらの過去記事をご参照ください＾＾
事前予約申込フォームはこちらから＾＾
【告知①】
東京23区内及び近郊での対面鑑定及びオンラインでの
対面鑑定ご希望の方は公式サイトの鑑定メニューを
ご確認頂き、下記鑑定予約フォームにて
お申し込み願います。
また、地方での鑑定会及びセミナー開催等のお問い合わせ
についても、こちらよりご連絡いただきますようお願いいたします。
【告知②】
私のセルフマガジン
「ほうげつあきよし取扱説明書」
を無料郵送させていただいております。
[A5サイズ・カラー16ページ]
公式サイトお問い合わせフォームにて
「セルフマガジン送付依頼」
をご選択いただき、相談内容欄に
「送付先住所・氏名・部数」
をご記載いただいた上でお申し込みいただき
ますようお願い致しますｍ（＿＿）ｍ
ほうげつあきよしフェイスブック（友達申請は基本受け付けます。）
らいふくどうフェイスブックページ（お気軽に「いいね！」してください。)
ほうげつあきよしツイッター（フォローどうぞ。基本フォロー返しします。）
らいふくどう公式サイト(鑑定依頼・お問い合わせはこちらに。)
