昭和歌謡とアニソン好きの占星家を
名乗ってますので今日はアニソンの話をします。
私は昭和のアニソンが大好きだし主なカラオケ
レパートリーも昭和のアニソンです。
駄菓子菓子。。。
昭和のプログレッシブ・ロックも大好物
なのです。
映画のサントラとプログレッシブ・ロックは
よくある組み合わせですが、アニソンとプログレ
はあまり聞かないですよね？
駄菓子菓子。。。
これがあるのですよ。
しかも私の中では永久にNo.1かもしれない
傑作なのです。
それは
ローズマリー・バトラーの「光の天使」
英題「Children Of The Light 」
です。
youtu.be
訳詞を読んでいたら、色んな気持ちで胸いっぱいになりました。
ちなみにローズマリー・バトラー本人の生歌はこちら
生歌でこの迫力。。。昔の映像なのに聴いていたら目に汗が。
今の世界情勢はまさに「幻魔の時代」だからこそ
私にはこの歌がとても響いてしまったのかもしれません。
気持ちを立て直さないと。。。時を戻そう。。。
映画「幻魔大戦」が公開されたのは1983年(昭和58年)
今から37年前の作品です。
角川作品ということもあり、声の出演も豪華キャストです。
古谷徹さん、小山茉美さん(このお二人は元夫婦ですね）
そして池田昌子さんとレジェンドな方々が揃い、勿論
角川映画なので、当時お抱え女優だった原田知世さん
(アテレコは当然〇根)といったお約束キャスティングは
ありますが、なんといっても江守徹さんがラストを全て
持って行ってしまう圧巻のセリフ回しが何度見ても締まるし
濃厚な深みが強烈に心に染みてきます。
なお、原作は読んだ事はスイマセンありません。
ただ思ったのは、娯楽映画としては秀逸な作品では無いかと
思うのです。おそらく演出や大友克洋さんのキャラクター
デザインがこの映画のイメージを大きく高めたと思う訳で。
駄菓子菓子。。。
音楽が良すぎると、本編が霞んでしまうのは否めないです＾＾；
おそらく、両方共傑作なのは、SFモノでは
「ブレードランナー」
ぐらいでしょうね(あくまで私見)
また、この映画は当時の某カルト教団にモチーフとして
使われてしまったりと、ちょっと残念なこともありました。
作品中もエピローグで空中浮揚しているし。。。
さて、動画を見ていただいた方はお気づきだと思うのですが
作曲はあの
「キース・エマーソン様」
です。
プログレッシブ・ロックを少しでもかじった方は聞いたこと
あると思います。
「ザ・ナイス」「エマーソン・レイク＆パーマー(以下EL&P)」
といったプログレバンドを率いて一世を風靡したキーボード
奏者です。
彼の曲を聴いた人は「光の天使」のイントロで気がついた
と思います。
それぐらい楽曲が見事にプログレしているのです。
プログレは変拍子や転調が多いので、難解になりがちですが
この曲はそれらを用いても、人の心をつかむ名曲になってます。
彼は幻魔大戦公開の３年前にもEL&Pとして1980年に開催された
レークプラシッド五輪のテーマ曲を手がけてますので、まさに
良い意味でポピュラーソングへの転換が出来たのだと思います。
※前出の「ブレードランナー」のサントラを手がけた
ヴァンゲリスもガチなプログレ畑の方でしたね。
キース・エマーソン様は2016年に神経の病気を苦に自殺
しました。もう彼の演奏を聴くことは出来ませんが彼の楽曲は
時を超えて、コロナ禍に苦しむ人の心を癒やしてくれるでしょう。
了
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